大石瑛子(四柱推命・手相・断易)

鑑定士のご紹介

お名前:大石瑛子

鑑定歴:10年以上

占術:手相、四柱推命、断易

一言:ボイスタレントとして培ってきた伝達力を活かして、明るく分かりやすい鑑定を心がけています。

鑑定を始めたきっかけ

営業からアナウンサー、そして鑑定士への転身

元々大学卒業後は食品会社へ入社し、営業をしていたんですよ。ところが営業中に、毎日車の中で聴いていたラジオの世界にすっかり魅せられてしまい、29歳の時に思いきってアナウンサー学校に飛び込むことに。

30歳の時には、会社員を続けながら大阪のタレント事務所に入所しました。年齢も年齢で焦りもあり、事務所の社長に頼み込んでオーディションを受けてみたんです。そうしたら運よく、神戸のラジオ局に受かりまして。

それをきっかけに会社を辞め、フリーアナウンサーの道に進みました。

当時はラジオ全盛期。

関西の3局でニュースアナウンスの仕事をいただくまでになり「一生これで食べていこう!」なんて思っていましたが、スマホが一気に普及したことでラジオを取り巻く環境がどんどん変わり、ついに2局はクビになってしまって。これはヤバいな、と。当時はネット配信する時代ではなかったため、場がないイコール仕事がない ということを意味していました。

そんな折、ふらりと立ち寄った商業施設で占いブースに目が止まり、吸い寄せられるように店へと入って相談してみたら「あなた、占いの世界に来たらいいじゃない」と丸め込まれて(笑)。それが、鑑定との出会いのきっかけでした。

算命学、そして四柱推命との出会い

最初は手相の学校に通ったんです。正直あまりピンと来なかったのですが、お金も払ってるし頑張るか、と思って通っていたら、最後2回の算命学のレッスンがすっごく面白くて。その先生に算命学が習える場所を聞いてみたら、元々その先生は四柱推命専門で「私が家で教えています」と。

実際に四柱推命を勉強してみたら本当に面白いし、これなら家でも仕事できるし一生できると痛感しました。こうして今に至るまで、鑑定の仕事を続けています。

【占い豆知識】算命学と四柱推命の違いとは?

算命学と四柱推命は同じ基礎を持つ占術です。

中国で一番最初に生まれたのが算命学で、使用者は主に政治家、使用目的は軍事に限られていました。例えば領土争いの時に、相手国の運気の悪いタイミングを選んで、戦を仕掛けたりという具合です。

そこから時代が進み、農民が算命学をアレンジしたのが四柱推命と言われています(諸説あり)。

“今年は雨が多そうだから米を備蓄しよう”など、季節とか暦を予測する為のものとして使われていきました。

使用者も為政者から農民まで幅広くなった分、四柱推命はより複雑と言えます。

私も講座で四柱推命を教えている(記事末尾参照)のですが、最初は算命学の講義から入り、基礎ができたところで四柱推命の講義に入る流れで教えています。

鑑定が面白いと感じる部分は?

鑑定には誕生日を使って占う「命術」、ものの形から吉凶を判断する「相術」、道具を使って占う「卜術(ぼくじゅつ)」の3術があります。私の鑑定では、その全てを使って鑑定します。まず最初に四柱推命で占い、その次に手相を視て、最後にYes・Noを判断するために断易(サイコロ)で判断するといった具合ですね。

四柱推命も手相も持って生まれた宿命ですが、それをどういう風により良く活かして生きていくかは、その人の心持ちひとつで変わっていきます。当たる当たらないではなく、まず自分自身がどんな星を持っていて、どんな星を持っていないのかをしっかり把握することが大切なのです。

実は、四柱推命はあきらめの学問と言われているんですよ。あきらめ、というとネガティブワードに聞こえますが実際は、蓋を開けて明らかにして見る、という意味。「諦める」ではなく「明らめる」なのです。

例えば状況が変わりやすい運勢の人がいたとして、「ああまたダメになった」と思うのか、バリエーション豊かな経験ができることをありがたいと思うのか。

宿命は変えられませんが、持っていない星を羨む必要はありません。自分の持っている星を受け止めどのようにして活かすか。最後は本人の意志と努力が開運の鍵を握っているところが、奥深いなと感じますね。

鑑定士人生の中で印象深かったエピソード

あれほど気を遣っていたのに…健康トラブルから身をもって知った「宿命」

ラジオの仕事をクビになったことは先ほどお話ししましたが、そのきっかけはアナウンサーの生命線とも言える声が出なくなったことでした。

実はクビになった年は、前々から運勢的にも悪い年であることが予測できていたんです。

おそらく健康問題か事故が起こるだろうと思い、食事に気を遣ってみたり、早寝早起きを心がけてみたり、あまり自転車には乗らないようにしたりと、細心の注意を払っていたのですが、突如声が出なくなってしまって。そうきたか…という感じでした。

そこでつくづく感じたのは、運勢を知ったからといって、宿命に逆らうことはできないということ。ただ、悪い年になることを知っていたから、答え合わせの感覚で受け入れることもできたんです。

ずっと不幸は続かないし、翌年の後半からまた運勢が上昇してくるのはわかっていたから

「この辛い経験も人生の学びなんだな。」そんな受け取り方に変えると、渦中の暗いトンネルもやり過ごせることに気づきました。

一度は諦めたものの、気づけば「宿命」通りの50歳で結婚

宿命の存在を知ったもうひとつのエピソードとして、「結婚」があります。

実は私が占いを勉強しようと思った理由のひとつに、なぜ私は結婚できないのか?という疑問がありました。ひと昔前は“結婚するのが当たり前”といった風潮があり、当時はとても肩身が狭かったんです。

そこで私自身の宿命を読み解いてみると、どう転んでも50歳までは無理という鑑定結果。「そんなことない!」と抗ってもみましたがご縁がないまま時が過ぎ、気づけば45歳。すっかり吹っ切れて、友達同士で老後のシェアハウスの相談なんかをして過ごしていたのに、49歳の時にひょんなことからご縁があり、50歳で結婚となりました。人生って面白いものですね。

どんな鑑定士でありたいか

誕生日や手相に書かれていることは「宿命」で、どのように活かしていくかは本人の意志次第。自分の宿命を知りポジティブに受け入れれば、自然と誰の人生も羨ましいと思わなくなりますし、肯定感を高められるようになります。

鑑定にいらっしゃったお客様がご自身の力で前向きに生きていけるよう、背中をそっと後押しできる鑑定士でありたいと思います。

読者様へのメッセージ

限られた時間の中で、伝える内容をいかに削ぎ、分かりやすくするか。

アナウンサー時代に日々訓練をしていたことが、結果的に鑑定の中で役立っていると感じます。

まずは鑑定を受けて、ご自身の魅力を知ってみませんか?ご自身の持つ星、持たない星を知れば、ご自身のことを愛しんでいただけると思います。

Information

大石瑛子先生は四柱推命や算命学、手相の教室を運営中。アナウンサーの経験で培った伝達力や言葉選びは分かりやすいと好評です。ご興味のある方は、ぜひ一度公式ブログをご覧ください。

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